近況5

もうすぐ納車して1年になる車の不具合箇所を整備した。

アコード ユーロR(LA-CL7)の前期型。

 

手順等はサービスマニュアルを参照下さい。

 

最初に

自前で作業する際は、ネットで調べるなりディーラーに聞く等しっかり下調べした上で作業しよう。自分では出来ないと少しでも思ったらやらない方が良いです。クラッチ関係は動かないで終わるだけだけど(これも走ってる最中だと十分危ない)ブレーキ関係でミスったら最悪人生終わります。

自分もブレーキ関係(保安部品)はディーラーに任すことにしてます。

 

不具合箇所

クラッチマスターシリンダー

クラッチレリーズシリンダー

クラッチペダル

 

納車してから2、3ヶ月くらいでクラッチペダルを踏むたびにギコギコ音が鳴るようになった(アコードの持病らしい)。

音が鳴るのも大分不愉快だけどクラッチミートがまー分かりにくい。直すまで感覚でクラッチ操作をしていた。

 

ディーラーでエンジンオイルを交換するついでにギコギコ音について見てもらったところ、ペダルというよりマスターシリンダー或いはレリーズシリンダーから鳴ってるかも知れないと言われた(レリーズベアリングの可能性も有)。

ベアリングの方だったら悪化するまで放置するつもりだった(金欠)。

 

で、色々検討した結果、強化クラッチペダルを発見したのでマスターシリンダーとレリーズシリンダーと一緒に自前で交換することにした。

 

交換後

試乗してみてギコギコ音は無くなり、クラッチミートもはっきり分かるようになり最高の気分になった。

ただ、2速に入りづらいのは時たまある。これはマウント関係が原因っぽいのでクラッチ交換の折に変えてもらうと思う。

 

交換時の写真

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クラッチマスターシリンダー

上部にタンクに繋がるホースとレリーズシリンダーに繋がる配管がある。

エンジンルーム作業ではここを外すだけ。

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クラッチレリーズシリンダー

上部に2本あるボルトで固定されている。

また、マスターシリンダーからの配管がある。

左端にあるのがブリーダープラグ。ここにチューブを繋いでエア抜きをする。

緩める時は回しすぎない(1/3~1/2回転くらい)。逆に締めすぎにも注意。

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左:交換前のクラッチペダル 右:交換後のクラッチペダル

交換前のペダルはサビがひどかった。
新品のペダルはJtcc Honda Kyotoさんから購入。

剛性感たっぷりで踏んでも歪み等は無し。

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特にサビがひどい部分

サビ+歪み。

交換せずに使ってたら割れて終了した思う。

 

まとめ

交換作業自体は下調べを根気よく行ったので比較的順調に行えたと思う。大変だったのはマスターシリンダーのフランジナットの取り外し・取り付けくらい。

作業と共に何故かクラッチスタートシステムのスイッチが終わったのでハーネスを適当に作って直結した。あっても無くても正直変わらないので多分そのまま。

 

次は、インマニ計取り付けかシフトポジションインジケーター自作をする予定。

ただ、ヘッドカバーの隙間からオイル漏れ疑惑があるのでそっちの対処が先かもしれない。

ジャッキアップ出来ない環境なのでディーラーに任せる感じ。悲しい。

 

 

部品番号

クラッチマスターシリンダー:46920-S7A-A05

クラッチレリーズシリンダー:46930-S7C-E02