電子工作1

やっと備忘録っぽいことが書けます。

今回は、ヘッドホンアンプを製作中なのでその途中経過です。

 

今回の制作物

  • アンプ基板・・・ClassAA回路(電流増幅部に3パラでトランジスタを追加)
  • 電源基板・・・LM317(LM337)+ディスクリ電源回路→二段式レギュレーター(?)

 アンプ基板は、ClassAAの音を聞いてみたい好奇心に駆られて、どうせなら電流増幅がこの回路のキモ(?)らしいのでそれを強化するためにプッシュプルなバッファを追加した構成としました。

電源基板は、これまで電源をあまり拘らずに3端子レギュレーターをポン付けしたものを使っていましたが、ここがダメダメだと音にもろに響くことを実感したので、ちょっと凝った構成としました。

↑の詳細は、完成時の記事で書きます。

 

発注から届くまで

基板はKiCADを使って設計しました。

製作会社独自のデザインルールのチェックとかはEagleの方が優れていそうでしたが、自分は英語+機能過多で使いこなせなかったので、KiCADを選択しました。ネットの海にはリファレンスが溢れているので、そこまで苦労しなかったです。頼るべきは先人の知恵ですね。

 

製作依頼はElecrowさんにしました。

決め手は、配送業者にOCS/ANAさんを選べる点です。

ネットの海に潜ればOCS/ANAさんは配送料が安い割に届くのがめちゃ早いみたいな意見が沢山見れると思います。

基板の出来とかは、元々がかなり安いですし、これが初めての基板発注なので気にしない方向にしました。

実際の発送状況は以下です↓

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発注自体は、9月24日に行いました。中国は国慶節を控えていたので、届くのは10月の2週半ば辺りかなぁと思っていましたが、全くそんなことありませんでした。実際は、連休(春節とか?)など特別なイベントが無い限りもっと早く届くと思います。

 

届いた品が以下になります(ピンぼけ申し訳ないです…)↓

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左がアンプ基板(1ch)で右が電源基板です(電気的特性の考慮などはド素人にはきつかったのでご容赦を...)。

本当は、スリットを入れる形の面付けをしようと思っていましたが、ガバガバ設計のせいで叶わなくなり別々で発注する感じになりました。

Elecrowガチャは、どちらも5枚発注して6枚という結果でした。

肝心の基板の出来はかなり良いと思います。シルクのズレとかは、ちょいズレが電源基板で1枚だけあっただけです。また、レジストに汚れが多少ありましたが気になるほどではなかったです。まあ値段相応の出来ですね。満足です。

 

まとめ

LTspiceでアンプ回路をシミュレートしてユニバーサル基板を用いて製作するなどは何度かやっていましたが、基板をCADで設計して基板製作会社に発注すると言ったことは初めてやったので緊張しました。無事に届いて良かったです。

また、同時にかなり簡単に出来るので驚きました。ユニバーサル基板でチクチクした次の段階に如何でしょうか?

 

次回は、ヘッドホンアンプの完成品をアップできたらと思います。これで基板にバグがありましたとかだとガン萎えですが(笑)。